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高齢者福祉 「相続についてのQ&Aその3」

「こんなときどうなるの?どうすればいいの?」相続についてのQ&Aその3

リーガルワークス合同事務所 代表 西川 欽一

今回は、Tさんから保証人が亡くなった場合の相続に関する質問です。

Q:兄の借金、亡父が保証人に--相続人の私にも支払い義務がありますか?

昨年亡くなった私の父は、呉服店を経営する長男(私の兄)の事業資金をA銀行から借入れた際に、その保証人になっておりました。その呉服店の経営も苦しくなり、返済を滞らせるようになっていたようです。

私は、父とは遠く離れて暮らしており、父が保証人になっていたことも、借金の返済が滞っていたことも全く知らされずにおりましたところ、最近になって「A銀行に代位弁済をしたので保証人の相続人である貴方に全額支払ってほしい」旨の通知がX県信用保証協会から送られてきました。

妹にも同様の通知が送付されてきたようです。兄にその事を問いただしたところ、私も妹も、その時になって初めて父が兄の借金の保証人になっていたことを知らされたのです。

私は、父親の保証人としての責任を負わなければならないのでしょうか?
父の相続人は兄と私と妹だけです。

A:亡父の債務--相続放棄の可能性もあります。専門家に速やかに相談を!

まず、お父さんの保証人としての責任、つまり保証債務は相続の対象となります。

従って、基本的にはTさんも相続人として保証債務を負うことになります。しかし、その通知にあるように、「全額」を負担する必要はありません。

相続分に応じて、即ち、Tさんの場合、お兄さんとTさんと妹さんが、その債務を3分の1ずつ負担することになります。

ただし、Tさんはこの債務があることを、少なくとも信用保証協会からの通知があるまで知らなかったわけですので、場合によっては、相続放棄が認められる可能性があります。

通常、相続放棄は「自分のために相続が開始したことを知ったときから3ヶ月以内」に家庭裁判所に相続放棄の申述をする必要があります。

しかし、Tさんが、お父さんに保証債務があり、それを自分が相続することを知らなかったことにつき相当の理由がある場合、その相続債務があることを知ったときから3ヶ月以内に相続放棄の申述をすれば、その申述が認められる可能性があります。

また、その相続財産の調査中などでこの3ヶ月の期間内に放棄するかどうか決まらないような場合、この期間の延長を請求することができます。

Tさんのご質問の内容からは、他に財産があったのか、その財産はどのように相続されたのかなどの詳細がわかりませんので、速やかに専門家にご相談されることをお勧めいたします。

「洛西タイムズ323号」2011年1月1日発行 Q&Aその3掲載記事

洛西タイムズ323号

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